炭鉱のカタリヤのブログ

米国株を中心とした資産運用ブログ

新型コロナウィルス感染者データの考察1

最近のニュースを見ると恐怖を感じずにいられませんが数字をみるとどうでしょうか。新型コロナウィルスの発症者確認数(中国、その他)と回復者数のデータを見てみましょう。まずは発生源である中国を中心に考察します。(ソースは上記リンク先)

3/12現在でまずパッと見て感じることをまとめます。

  • 中国の2月13日の伸びが異常に高い
  • 中国の発症者確認数は頭打ちになっている
  • 最近はその他地域の発症者確認数が増加傾向にある
  • その他地域の発症者増加が回復割合を超えている

中国の2月13日はうろ覚えですがコロナウィルス検査方法をレントゲンでも構わないと中国政府が判断した日だったかと思います。違う人も認定してしまいそうですが封じ込めるためには良い判断だと個人的には思いますが数値を扱う上では実情と反した特異点となる可能性があることに留意します。

 

 考察

・中国は封じ込めに成功している(ように見える)

3月3日以降の変化率を見ると0.1~0.2%程度の増加に抑え込んでおり数字上は成功しているように見えます。中国の発症者確認数の頭打ちは経済の再稼働を早めたいという理由から情報操作されている可能性は否定できませんが国家統治のメリットがでたのかなという印象です。(国家統治を支持しているわけではありません)

 

・日本の発症確認数と感染者数の乖離について

情報の不確実性という意味では日本の方が怪しいと個人的に感じています。その理由は今公表されている日本の発症者確認数は639人と少ないがそもそもPCR検査数比率は日本:韓国で1:17であるとの報道があります。報道が正しければ日本発症確認数は639×17=10863人いてもおかしくないです。この人数は中国、イタリアに次ぐ3位の数字です。(3/12日現在)検査体制に問題ありとの報道もありますがオリンピック開催への隠蔽工作ともとらえられかねない検査数と言わざるを得ません。

 

・今後の日本の対応について

対象者を必要以上に集めると余計危険だとか素人にわからないこともあるでしょう。であるなら検査数が少ないことを正当化する理由を対外的に公表すべきです。もし国内の事情だけであるなら超法規的措置も辞さず検査数をどこよりも多くし正確なデータを提示するのがホスト国の使命であり安心への第一歩であると感じる次第です。

少し熱くなってしまいましたが次回はその他地域での傾向を考察します。